海老養殖と稲作 持続可能な農業発展


海老養殖と稲作 持続可能な農業発展 - ảnh 1
(写真:TTXVN)

この5年間、南部メコンデルタ地域は稲作・海老養殖モデルを発展させています。2005年に稲作と海老養殖の面積は数万ヘクタールでしたが、2011年には18万ヘクタールにのぼり、2020年までに20万ヘクタールにのぼる見込みです。南部メコンデルタは稲作海老養殖システム開発にむけて様々な便利な条件がある地域です。

現在、メコンデルタ地域各省はアメリカのグロバールGAP基準に従って、海老養殖と稲作システムを行なっています。南部バクリョウ省、フォンタン村に住むホイ・バン・トゥさんは次のように語りました。

(テープ)

「今後5年、淡水地域と塩水地域の調節は不安定になり、塩害が相次いで出ているので稲作は難しくなっています。ですから近年、海老養殖を行なうことにしました。」

海老養殖地域で稲作を行なうことは塩濃度軽減を目指すいい方法です。現在、バクリョウ省とカマウ省は2015-2020年期における大規模な稲作・海老養殖プロジェクトを実施しています。特に、ソクチャン省はこのモデルを効果的に行なっています。

同省の米は愛用されており、地域でよく知られている「ゴクドン」というブランド名があります。また、チャビン省、チョウタイン県は高級レベルの米生産地と言われています。国家農業生産奨励センターのチャン・バン・クォイセンター長は次のように語りました。

(テープ)

「政府と農業農村開発省はメコンデルタ地域にあるそれぞれの地方で農業発展計画を立ています。メコンデルタ地域の各省指導部は現地の農民が近代的な農業技術を学ぶように訓練コースを行い、また、メコンデルタ地域の農産物ブランド作りは極めて重要です」

稲作・海老養殖モデルはベトナム南部海岸線で発展しています。2020年までに、稲作・海老養殖の面積は20万ヘクタールになる見通しです。農業農村開発省はこの地域での水利施設を発展させています。近い将来、メコンデルタ地域の農産物、地域と世界に輸出できるようになると期待されています。

ご感想

他の情報